ニキビは皮膚科?
2007年4月17日14:28 コメント(0)
Tags: ニキビ治療, 手入れの思想/ Category: 未分類
「ニキビを治したい」
そう思うことは何の不思議もありません。
一粒でも嫌なものは嫌なものです。
ところで「治したい」という考え方は「お肌をどうすること」でしょうか?
「ニキビは皮膚の病気」といわれます。
次いで「だから皮膚科で治療しなきゃ!」ですが、皮膚科で行うニキビ治療は基本的に「対症療法」、つまり「今できている患部への治療」です。
これは「ニキビができない健康できれいな肌」になることを目的とはしていません。ですから「何度治してもまた出ます」というご相談が相次ぎます。
同時にこのようなお肌の場合、
- にきび跡が残りやすい
- 他のトラブルが併発する
などの結果となりがちで、実際ご相談のほとんどは「単にニキビができただけ」ではありません。
その理由はそれぞれの症状よりも、これらが発症しやすい「肌」にその原因があります。
ニキビは
- 毛孔の閉塞(毛穴が塞がる)
- 皮脂分泌過剰(ふさがった毛穴に皮脂がたまる)
- にきび菌の増殖(酸素が嫌いで皮脂が好きなニキビ菌が増殖する)
といった条件が重なり、形成されます。
これらの結果、「できてしまったニキビ(のツブ)」の治療が目的なら「ニキビ治療」は意味があります。
でもあなたの目的が、
- ニキビができないような肌になりたい
- にきび跡を消せる肌になりたい
ということであれば上記の3つの条件が、「そろわないように」し続けなければなりません。
何度患部を治しても、上記の3つの条件が揃い続ける間は、ニキビは否応なしに形成され続けます。
「キレイな肌」とは正常に形成された角質層を「作り続けている」ことです。
見た目に美しく、健康で丈夫な肌は、いつでも皮膚表面を正常に形成・維持できているのです。
このバリアが壊れると、身体は危険な状態です。ですからこの時「身体を守る」ために皮膚の第2のバリア機能が働きます。
炎症や角質層の肥厚、シミの原因となるメラノサイト(色素細胞)の活性もおきます。
身近な例では日焼けもそうですよね。これは身体の細胞を守るための機能ですが、同時に美容上の肌トラブルです。
その皮膚状態にニキビの条件が重なれば、ニキビを形成しやすく、キレイに治りにくくなる条件も重なります。
肌トラブルは社会的な存在としての人間にとっては「人前に出たくない」ような問題です。
しかし生物としてのヒトにとっては「あなたの皮膚が、あなたの身体を守るための仕組み」という側面でもあります。
ですから、あなたのお肌は「必要があって肌トラブルを起こしている」のです。
ニキビにお悩みであれば、その容貌からも、何らかの発疹のように考えがちですが、見た目のイメージとは異なり、質が違うものです。
できてしまったニキビ・ニキビ跡の患部を治すことを続けても、あなたの「肌質」、そして「あなたの目的」によっては、「その場しのぎ」をくり返していることになりかねません。
根本的な問題解決には、あなたの目的をよく整理することから始まります。
確実で安全に早期にお肌をキレイにしたいとお考えでしたら情報を正確に「理解」しておくことです。
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