ニキビ、にきび跡など、「お肌の悩み」を「治す・治さない」で考える風潮があります。
それ自体を否定しませんし、批判する気はありません。

ただし、今までも今現在も、あなたが慢性的にお肌に悩み、
その上で、あなたの目的が「悩まないようにしたい」であるなら、
これまでの考え方を変える必要があります。

肌トラブルは、ひいては身体の悩みであり、
身体とそれを構成する細胞は、常に「生まれ変わる」という
大前提があります。

人体は諸行無常です。

慢性的にニキビができる肌は、
慢性的に角質層の形成が正常に行われていませんので
何度治しても次にできる肌は「ニキビができる肌」ということになります。

ニキビは
?毛孔の閉塞(角質層の形成異常により毛穴がふさがる)
?皮脂分泌の増加(毛穴から出る皮脂の量が増える)
?ニキビ菌増殖(空気が嫌いで、皮脂が好きなP.acnesという菌が「空気が遮断され、皮脂が豊富な毛穴の中で」増殖します。)
の、3条件が揃うと形成され、身体を守るため炎症を起こします。

問題の解決には、このようにならない「肌」を継続的に
形成・維持できることが条件となるのです。

たとえば、虫歯を治しても、
「虫歯ができない歯」になるわけではありません。

たとえば、体重を落としても
「太らないカラダ」になるわけではありません。

これは皮膚という人体の器官も同様です。

特に皮膚は身体の表面という、きわめて過酷な環境にあり、
外界の状況に反応し続けることで
体内の環境を安定させるのがその使命ですから
その扱いはきわめてデリケートなものであるべきです。

ただし、皮膚、特に表面の角質層は、その役割からも
他の器官よりも早期に「細胞が入れ替わる」ものですから
「適切な入れ替わり」が行われ、それを維持できれば
比較的容易に、誰でも結果を得ることができます。

歯のように「取り返しがつかない」ことは無いのです。

いずれにせよ「生き物」を相手(自分自身ですが)にすることですから
根気よく、しかも相手を「し続ける」ことが重要です。

治っても「ニキビができなくなった」というわけではありませんし、
キレイになったわけではないのです。