「人は見た目でなく、中身」といわれます。このような言葉を否定することはありませんが、「見た目」と「人格」の二つを比較して、優劣をつけることは、はたして適切か?と考えます。

たとえば「中華料理とイタリア料理のどちらがおいしいか?」と考えたところで、食べる側の好みもあれば、そのときの体調もありますし、作り手の技術や、食材そのものの差もあれば、「比較のしようが無い」というのが実際の答えです。(つまり、質問が間違っているわけです。)

食べ物で話を続けると、「食事は盛り付けではなく、味」といえども、食器や盛り付けをめちゃくちゃに使った食事はやはりおいしさは半減するものです。

「味か盛り付け方か?」は相反するものではなく「良い食事には、どちらも欠かせない」と考えるのが適切といえます。

「胃に入ればなんでも一緒」は、そういう状況(食糧危機とか)なら適応できる理論ですが、そうでない時はそうでないのです。

ですので、もちろん人格を磨くことは重要ですが「見た目がどうだっていい」ことではありません。

「人格に優れ、美しい人」に接すれば、誰もがその人に憧れ、うらやむことはおかしなことではありません。