月: 2013年7月

京都マンガミュージアムで養老孟司に標本作りを学ぶ

この日のつづきです。 もともと「夏休み、子ども対象」です。 最初の30分講演で、 残りの時間は標本作りという予定。私は「もっとお話聞きたい!」と思いつつ、「早く手を動かしたい!」と思いつつ。(会場の子どもたちは30分も人の話を聞いてられないご様子でしたが。) 小学生の頃、昆虫標本を作りましたが、「ちょっとよく判らない小さな虫」が大量発生。それ以来、標本はやってませんでした。これからリベンジです。  --講演箇条書き カビ対策・甲虫の場合、虫自体にカビは生えない。体に残った汚れに生える。洗剤に漬ければ汚れごとカビは取れる。標本自体も柔らかくなって良い。 小さな虫・針を使わず紙に貼る。ア…
terakaz
10年前

京都マンガミュージアムにて

先日京都マンガミュージアムに。 「館内の著作権の都合などにより撮影は基本ご遠慮」ということです。 建物もなかなかステキでしたので惜しいところですが、これはOKですのでこれだけでも。 ちなみに美しい緑は        作り物です。   お昼前に到着し、そこからマンガ三昧・・もいいのですが、この日は 養老孟司館長の夏休み昆虫教室2013への参加がメインですので2時間ほどマンガを読みふけりました。 一日中マンガ読みたくなる場所でして。 読むだけじゃなくて「あーこんなのあったあった!」と言いながら背表紙を見て回るだけでもいいものです。 歳のせいですが「読んで楽しい」だけじゃなくて「あぁ懐かし…
terakaz
10年前

中島らも

今日 7月26日は中島らもさんの命日だそうです。 私がよく読んでいたのは中学から20歳ころだったと記憶します。 ・・・一応確かめてみたんですけど大体合ってるかと思います。     著書一覧(中島らもブックリスト) 「頭の中がカユいんだ」~「じんかくのふいっち」あたりまではタイトルに記憶がある(内容の記憶は薄く・・・)。 思えばそのころなんてパソコンで言えばMSXやPC9800やらで、インターネット環境なんてありえないものでした。 情報と言えばテレビや雑誌。特に猿や狐が出るような田舎でしたので、「街」に対していろんな憧れや妄想があったに違いない。 もしくは傷つきやすい年頃が、癒しを求めた結果だっ…
terakaz
10年前

「レヴィ=ストロース講義」

近代人は、道義的に抵抗を覚える事実に対してはこれを非難し、知的に理解できないような差異に対してはこれを否認するという、二つの誘惑にとらえられてきました。 そして文化の多様性を認めながらも、自分にとって許しがたく、あまりに衝撃的な部分は切り捨てる、という妥協を試みてきました。  久しく西欧の思想を支配してきた進化論の考え方は、こうして、文化の多様性を充分に認めるふりをしながらじつは矮小化しようとしてきたのです。 なぜならどんなに古い時代のものであれ、また地理的に離れているものであれ、人間社会の示す様々な状態を、同じ方向に向かう唯一の発展経路の諸段階として扱うとすれば、社会の多様性はうわ…
terakaz
10年前