赤ら顔をきれいに
赤ら顔をキレイにするには、まず「きれいな肌」の理解が重要です。
赤ら顔を「治そう」「赤ら顔を治療しよう」としても、皮膚が「必要があって起こしている症状」である場合では、うまく解消しません。
赤ら顔は、大別すると脂漏性、敏感肌という分け方ができますが、どちらも「体質としての」敏感肌が原因と考えてみれば、問題が理解しやすくなります。
体質的に敏感ということは、「刺激に反応を起こしやすい」ということです。
皮膚は表面に角質層を形成し、体内←→体外を分け隔てています。
空気中には細菌・ウイルスがごまんといますが、そのような環境で私たちが生きていけるのは、角質層という人体が作るバリアで、体が覆われているからです。
この角質層に「隙間がある」という状態になれば、人体は炎症を起こし体を守ろうとします。
何に版のを起こしているか、という差はありますが、この炎症状態が赤ら顔といえます。
つまり、赤ら顔・赤みの反応を「起こす必要が無い状態」=「角質層が正常に形成できている状態」を作ることが、何よりも優先されることです。これが赤ら顔治療と私が考える「解消」との違い です。
肌質を無視し、毛細血管を破壊さえすれば・・・と考えると、うまく解消できないだけでなく、破壊しただけという結果になるリスクもあるのです。