ニキビ化粧品で悪化した

terakaz
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2017年1月6日

ニキビ用化粧品で悪化したというご相談が増えています。

ニキビ用といわれる化粧品は、多くは脱脂力が強く、
保湿できない、さっぱりしたテクスチャーを
使用することが多くあります。

ニキビにお悩みと同時に、皮脂量が多いことが
併発しているお悩みの方にとっては
使用した時には感触良く感じます。

また、これらの多くは、ニキビに関して
「古くなった角質が毛穴をふさぎ・・」と説明し、
「古くなった角質を除去すれば治る」というように
結論付けます。

※そのため、程度は弱くても角質層を溶解させたり
痛めることが多くあります。

そして、このような方法で、容易に解消できるケースは
否定しませんが、これらで全く効果がない、むしろ悪化する
というケースもあります。

まず注意しておきたいのは、これらの商品の使用は
「できたニキビ(面皰)の解消」を目的としていることです。

たとえば「毛穴をふさぐ角質」を除去することは
「できたニキビ(面皰)の解消」にはなります。

ですがこの方法は
「ニキビができなくなる」「肌が健康な状態を形成・維持できる」
ということを目的としていません。

皮膚-角質層は、人体の生命を維持するために存在しますから
これを毎日・朝晩壊し続ければ、人体はそれに対応した
反応を起こします。

それがニキビを含めた肌トラブルの原因になりますから
これらの連用は、すなわち悪化の原因ともなるのです。

「できたニキビ」に対して、ニキビ用化粧品を使用し続けても
「ニキビができなくなる・皮膚表面が正常になる」という結果を
目指していませんから、解消のための適切な目的・方法を理解し
正しく実践することが目的達成の優先事項になります。

※また、これからの暑い時期では「さっぱりしたテクスチャー」が
「良くなった気」にさせますが、化粧品の評価というのは
多くの場合「感触などの使用感」です。

実際、化粧品メーカーによる調査で、購入決定の基準は
感触・使用感であることが明らかです。

化粧品に関するクチコミ情報なども使用者の主観であったり、
時には業者さんの自作自演だったりもします。

まず、自分自身の目的と、その達成のための知識と思考法を
きちんと整理して解消に取り組むことで
結果的に早くキレイになれるのです。

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