森と海と牡蠣から考える
宮城県では牡蠣の養殖が盛んで、美味しいそうです。 牡蠣の養殖は大正から始まりましたが、昭和4~50年代川から流れ込む排水や手入れされていない針葉樹林の赤土が水質悪化を引き起こし赤潮が発生し、多くの牡蠣が廃棄処分となったということです。 そして1987年から毎年、広葉樹を植林する「森は海の恋人植樹祭」を行っています。 広葉樹は冬になると落葉し、微生物に分解され腐葉土になります。 その水が川に浸透しミネラル・植物プランクトンが豊富な川を作り、海に注ぎ込まれます。 植物プランクトンは牡蠣をはじめ、動物プランクトンのエサとなりそれがさらに魚のえさになり・・・という循環を生み出します。 「豊かな海」がい…