紫外線

夏と肌トラブル

夏休みといえば、私も周りの子どもらも、皆真っ黒に日焼けし、肩の皮がムケていました。 日焼けは皮膚表面の色素細胞が活発に色素を出すことで起きる現象です。 これは紫外線を皮膚深部まで届けないための大切な人体の防御機能です。 この防御機能は、同時に皮膚表面を大急ぎで作らせる防御機能とも連動します。 結果、「黒くなる」+「皮ムケ」といった状態が併発します。 美容上ではシミや傷跡などが残る、肌荒れなどのトラブルですが、「生き物の仕組み」と考えると、必要な機能でもあります。 このように、 生き物としては必要な機能 ではあっても、 美容上、困った機能 というものが人体にはあります。(「食べると太る」は典型で…
terakaz
13年前

紫外線と生物

紫外線そのもののピークは過ぎつつありますが、「紫外線からのヒフの保護」は1年を通してスキンケアの重要な項目です。 丁寧に保湿し、日中はベースメイクで保護。そしてダメージにならないよう、汚れを落とすことの繰り返しです。 生物と紫外線 私たち人間は生物で、もともとの祖先は「母なる海」から地上に上がった脊椎動物です。 生物が地上へ進出するとき、生存のために必要だったことは「紫外線と乾燥から身を守る」ということでした。 初期の陸生動物は両生類(カエルとかイモリの先祖)のように、水と陸を行ったりきたりするものでした。 それが徐々にウロコや毛、ヒフを獲得し、紫外線や乾燥といった過酷な状況を生き残ったものが…
terakaz
13年前

紫外線の作用

紫外線の肌への作用 少し暖かくなるとテレビなどでも紫外線に関する情報や、美白・日焼け止めのための化粧品情報が増えてきました。 「紫外線対策は年中必要」と考える立場なので、今の時期だからいうわけではありませんが、一応。 紫外線の種類 紫外線にはA波、B波、C波の3種類がありますが、殺人光線といわれるC波は、今わたしたちのいる地上にはとどきません。 私たちがいる地上に届くのはA波,B波です。 紫外線A波はUV-Aといい、これは肌を黒くするタイプの紫外線と考えていいでしょう。そしてB波(UV-B)は、赤く炎症させるタイプの紫外線で、急激に赤くなり、ヒリつくなどのやけどのような刺激はB波によるものです…
terakaz
13年前

ニキビと紫外線

あまり言われませんが、ニキビの形成の原因、悪化要因に、紫外線の影響が挙げられます。 この対策で結果が 大きく変わるので、紫外線についての理解は大切です。 皮膚の重要な役割は「身体を外的環境から保護する」というものです。 そして外的な刺激要因の代表的なものとして「紫外線」が上げられます。 紫外線は生命-細胞のDNAを傷つけ、破壊する強力な光線です。 これを直接受けては人体は著しい損傷をこうむりますから、その防御のため角質層は厚くなりまたメラニン色素という褐色の色素を産生し、人体を保護します。 極端な例として、夏休みに「皮が剥けている子供」が多くいますよね。 私もそうでした。 これは丁度肌荒れの状…
terakaz
15年前