化粧品の効果の誤解
参ります。いっぱい雪が降りましたし、降り続いております。
5歳になる娘は「明日はどんだけ積もっているかな~?」と。
雪どけ、運転の身分では、楽しみにはなりません。寒いし。
あなたの街でも雪が積もったかもしれませんね。寒さ、お足元にはお気をつけください。(慣れないと、ついスッテンコロリンです。)
化粧品の誤解について
さて、化粧品について、多くの方が誤解されています。
誤解の責任は、「誤解したほう」か、それとも「誤解させたほう」か、どちらにあるかは、ケースによりけりですが、いずれにせよ、誤解したままでは上手く行くものもいかない。
化粧品の良し悪し、口コミコスメの誤解と弊害
特に化粧品は「イメージ」が先行します。さらに「感触」が購入の決定的な要因になる、と言う統計もあります。
伸びがイイとか、しみこむ感じ、ハリ感、さっぱり・・・
化粧品の使用感が気持ちいいことは重要なことですが、かといって、化粧品の「効果・効能」は当てになるかといえば、全く当てにならないのも事実です。
薬事法上、化粧品は、成分による効果(も副作用も)ないものです。つまり毒にも薬にもならないものです。
たとえ話で考えてみる
たとえば、あなたの目の前に、原稿用紙があります。
そして万年筆を渡されます。
多くの作家が愛用したモンブランだったとします。
すばらしい万年筆を手にしたあなたは、そこですばらしい小説を書けるかといえば・・・
そうそう上手くはいきませんよね(失礼)。
子供に渡せば、ラクガキにしかなりません。
道具は使い手次第。
スキンケアも同じです。
「化粧品選び」はほとんど無意味
無意味といっても「買い物の楽しみ」と考えれば、無意味ではありません。私がいうのは「肌をキレイに」を目的とした場合に限ります。お肌をキレイにするには「お肌をキレイにする方法」を知ることが先決です。
この前提を「知らない」業者が作った化粧品は意外に多く市場に流通します。
「○○配合・○○無配合・無添加・天然・・・」
それ自体の賛否はいいとしても、それを使うことで「お肌がきれいになる」は可能でしょうか?
「お気に入りの万年筆さえ見つかれば、あなたは小説家になれる!」そういわれて、あなたはその宣伝を信じられますか?