自然

夏と肌トラブル

夏休みといえば、私も周りの子どもらも、皆真っ黒に日焼けし、肩の皮がムケていました。 日焼けは皮膚表面の色素細胞が活発に色素を出すことで起きる現象です。 これは紫外線を皮膚深部まで届けないための大切な人体の防御機能です。 この防御機能は、同時に皮膚表面を大急ぎで作らせる防御機能とも連動します。 結果、「黒くなる」+「皮ムケ」といった状態が併発します。 美容上ではシミや傷跡などが残る、肌荒れなどのトラブルですが、「生き物の仕組み」と考えると、必要な機能でもあります。 このように、 生き物としては必要な機能 ではあっても、 美容上、困った機能 というものが人体にはあります。(「食べると太る」は典型で…
terakaz
13年前

森と海と牡蠣から考える

宮城県では牡蠣の養殖が盛んで、美味しいそうです。 牡蠣の養殖は大正から始まりましたが、昭和4~50年代川から流れ込む排水や手入れされていない針葉樹林の赤土が水質悪化を引き起こし赤潮が発生し、多くの牡蠣が廃棄処分となったということです。 そして1987年から毎年、広葉樹を植林する「森は海の恋人植樹祭」を行っています。 広葉樹は冬になると落葉し、微生物に分解され腐葉土になります。 その水が川に浸透しミネラル・植物プランクトンが豊富な川を作り、海に注ぎ込まれます。 植物プランクトンは牡蠣をはじめ、動物プランクトンのエサとなりそれがさらに魚のえさになり・・・という循環を生み出します。 「豊かな海」がい…
terakaz
14年前